私がめざすのは、
  日本を元気と生きがいのある社会にすること。
  そのためには、あらゆる世代の人々が自分に合った医療や治療法を
  気軽に安心して利用できることが必要です。 
  自立的な健康を手に入れ、生きがいのある仕事と充実した生活を共存させ、
  生き生きと人生を楽しんでいること。
  私はそんなネットワークを創りたい。

  それを実現するためには、『がんばらない、でも、あきらめない』ことが肝心。

  『がんばらない』とは、一生懸命にならないことではなく、
  自分の気持ちや身体からのメッセージを無視してまで
  「仕事」や「他人」を優先しすぎないこと。

  それさえ気をつけて夢をあきらめなければ、
  『本当にどんなにつらいことでも、
  それが正しい道を進む中での出来事なら、
  峠の上りも下りもみんな、
  本当の幸いに近づく一足ずつなのだ』

2008年11月09日

聴いてください

昨日、4月からの7ヶ月間、新松戸まで通っていた
産業カウンセラーの養成講座が修了しました。
そのとき、指導者の方から教えてもらった詩があります。




   『きいてください』


  私の話を聴いてください、と頼むと、
  あなたは助言をはじめます。
  私は、そんなことは望んでいないのです。

  私の話を聴いてください、と頼むと、
  あなたは、その理由について話しはじめます。
  申し訳ないと思いつつ、
  私は不愉快になってしまいます。

  私の話を聴いてください、と頼むと、
  あなたは、何とかして私の悩みを
  解決しなければという気持ちになります。
  おかしなことに、それは私の気持ちに
  反するのです。

  祈ることになぐさめを見いだす人がいるのは、
  そのためでしょうか。

  神は無言だからです。
  助言したり、調整しようとはしません。
  神は聴くだけで、
  悩みの解決を私にまかせてくれます。
  
  だから、あなたも、どうか黙って、
  私の話を聴いてください。

  話をしたかったら、私が話し終わるまで、
  少しだけ待ってください。
  そうすれば、私は、
  必ずあなたの話に耳を傾けます。


   レオブスカリア著「Loving Each Other」より 





産業カウンセラー養成講座は、正直な話、
最初そんなに期待していなかったのですが、
結果的にとっても良かったです。

この講座で得られた大きなものは2つ。

『一緒に学んだ仲間との絆』
『感情や気持ちの大切さ』



1〜2週間に1度の土曜、理論48時間、
面接実習(カウンセリング演習)81時間の
全20回を一度も休むことなく通うことができました。

これは、やっぱり一緒に学んだ仲間たちのおかげだと思います。
みんないろんな背景や経歴をもつ、とっても魅力的な人たちです。
昨日は、打ち上げの後のカラオケも盛り上がり、
終電を乗り過ごし、タクシーで帰る羽目になってしまいました。笑

『一緒に学んだ仲間との絆』は、
今後も大事にしていきたいなと思います。


もう一つ、ここで学べたのが、
『感情や気持ちの大切さ』です。

これまでも、自分の感情や気持ちの大切さは分かってるつもりでしたが、
それを相手に伝えることが苦手だったように思います。

相手に弱みを見せたくないという感情や、
変に気をつかいすぎる自分がいたんだと思います。

それが、すべて消えたわけではありませんが、
今は、気持ちや感情を伝えなければ、相手は動いてくれないし、
物事に変化は起こせないと感じています。


経営学の父、ピーター・ドラッカーも
『変化をマネジメントする最善の方法は、自ら変化を作り出すこと』
という至言を残しています。

その変化を作り出すためのキードライバー。

それが、自分のありのままの感情や気持ちを見つめ、
適切な形で表現できること。

そして、相手の感情や気持ちにも寄り添い、
言葉の奥に込められた真の意味に想いをはせること。

講座では『自己開示』と『傾聴』という
2つのキーワードで教わりましたが、
僕なりにはそう理解しています。


職場で求められるスピードや効率、
日々わきあがるさまざまな欲求によって、
ゆっくり自分の気持ちや相手の感情を感じることができず、
無視したり、ねじ曲げたりしてしまうことも多いかもしれない。

でも、本当に自分や相手、社会に変化をもたらしたいなら、
『感情』こそがキードライバーだ。

そのことを実践的に学べたことは非常に大きな経験でした。

個人と組織の間に内在的に存在する矛盾に対し、
心理・身体・社会という人の総合的な側面からの支援を
ビジネスの仕組みとして作り上げることに必ず活かしていきたい。
posted by どぅー at 23:56| Comment(8) | TrackBack(0) | あれこれ日々思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
産業カウンセラーの講座を受けられていたんですね!
おつかれさまでした。

僕はコーチングの研修を先月で一通り修了しました。
やはり、感情の大切さを学んだところです。
最後のほうの文章、しっくりきました
Posted by nagi at 2008年11月10日 10:57
感情がキードライバーかぁ。なるほど。
自己開示と傾聴が噛み合っていくと、信頼関係が構築されていきそうだね。
どぅーがいかにビジネスに反映させていくのか、楽しみです☆
Posted by かわしー at 2008年11月11日 00:20
お疲れさま☆

自己開示と傾聴。これはソーシャルワーク的視点でもあるなぁ。うちがこれから重視していかねばならない視点。
言葉では簡単に言えるけれど、両者のバランスを取るのが難しいのよね。
両者の間には、沈黙とか受容とか色々な要素を入れる必要があるから。
難しいぜ〜!!!!

でも、難しいからこそ、人の人生を支えるにおいて、それを追求していくことは大事だよね。
そして、それを楽しめたら最高やんな☆
Posted by めぞん at 2008年11月11日 07:13
ナギへ

ナギはコーチングの講座に通ってたんだ!

ぜひその時の経験を聞いてみたいな(*^_^*)

Posted by どぅー at 2008年11月11日 07:33
かわしーへ

そう!まさに信頼関係がないとアドバイスも働きかけも何の役にも立たないんだよね。

その当たり前のようで根本的な関わりがビジネスはもちろん人間関係に共通の基盤だよね。

それにしても、かわしーの本質眼はさすがです(^_^)v
Posted by どぅー at 2008年11月11日 07:37
めぞんさんへ

僕も“沈黙”は、これまでの日常会話で苦手だったから、意味のある沈黙を待つことができるようになるまで少し葛藤があったよ。

でも、カウンセリングにおいて主体は、話し手の方だし、考える時間を十分に持つことが真の問題解決につながるんだよね。

けど、状況によっては具体的な介入やコンサルテーションが必要な場面もあるだろうから、しっかりと適切な見立てや方針を立てられ、その他のリソースとの連携ができる必要があるし、それこそが専門性の意味なんだと思う。

Posted by どぅー at 2008年11月11日 07:50
自分に当てはまることが多いのでグッときました。
自分の感情をうまく言葉で伝えることが下手だし、やはり気を使ってしまって伝えることができなかったりします。
相手を理解して自分も理解してもらう。話を心でじっくり聴くこと。信頼関係を築くこと。

『感情』がキードライバー
まったくその通りですね。
Posted by リナ at 2008年11月13日 23:29
話を言葉の字面だけではなくて、その奥の部分まで心で感じることができたら、もう少し自分にも人にも優しくなれるよね。

でも、大丈夫。
自分の感情を大事にしてそれを伝えたいという気持ちさえ持ち続ければ、それを受け取ってくれる人は必ずいるよ。

Posted by どぅー at 2008年11月14日 08:04
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