私がめざすのは、
  日本を元気と生きがいのある社会にすること。
  そのためには、あらゆる世代の人々が自分に合った医療や治療法を
  気軽に安心して利用できることが必要です。 
  自立的な健康を手に入れ、生きがいのある仕事と充実した生活を共存させ、
  生き生きと人生を楽しんでいること。
  私はそんなネットワークを創りたい。

  それを実現するためには、『がんばらない、でも、あきらめない』ことが肝心。

  『がんばらない』とは、一生懸命にならないことではなく、
  自分の気持ちや身体からのメッセージを無視してまで
  「仕事」や「他人」を優先しすぎないこと。

  それさえ気をつけて夢をあきらめなければ、
  『本当にどんなにつらいことでも、
  それが正しい道を進む中での出来事なら、
  峠の上りも下りもみんな、
  本当の幸いに近づく一足ずつなのだ』

2008年10月25日

希望ではなく勇気

最近読んだアメリカの哲学者エリック・ホッファーの
自伝でとても心に響いた一節がある。




  自己欺瞞なくして希望はないが、
  勇気は理性的で、あるがままにものを見る。
  希望は損なわれやすいが、勇気の寿命は長い。
  希望に胸を膨らませて困難なことにとりかかるのはたやすいが、
  それをやり遂げるには勇気がいる。
  闘いに勝ち、大陸を耕し、
  国を建設するには、勇気が必要だ。
  絶望的な状況を勇気によって克服するとき、
  人間は最高の存在になるのである。

   エリック・ホッファー『エリックホッファー自伝・構想された真実』より抜粋 




彼は7歳のときに母と視力を一緒に失った。
その後、15歳で奇跡的に視力を回復したが、
生涯孤独を貫き、学校にも行かず、
渡りの日雇い労働者として働いた数奇な運命の持ち主だ。


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2008年07月22日

少年カフカの求める強さ



 「あなたはきっと強くなりたいのね。」

 「強くならないと生き残っていけないんです。」

 「あなたはひとりぼっちだから。
  でもそういう生き方にもやはり限界があるんじゃないかしら。
  強さを壁に自分を囲い込むこともできないし、
  強さとは原理的に、より強いものに破られる。」

 「強さそのものがモラルになってしまうから。
  僕が求めているのは、勝ったり負けたりする強さじゃないんです。
  外からの力をはねつける壁がほしいわけでもない。
  欲しいのは、外からやってくる力を受けて、
  それに耐えるための強さです。
  不公平さや不運や悲しみや誤解や無理解
  −そういうものごとに静かに耐えていくための強さです。」

 「それはたぶん、手に入れるのが
  いちばんむずかしい種類の強さでしょうね。」

           村上春樹『海辺のカフカ(下)』より抜粋 




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2007年05月20日

強く儚い者たち

パールの夕陽.JPG


ブーニンにとって「美しい」ものとは「はかないもの」、
だが、「はかないもの」は「永久に繰り返されるもの」であることを
彼は感じていた。
                        −ウラジーミル・ナボコフ



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2007年04月18日

さみしい気持ちは怖くない

いや〜、春の暖かさはいったいどこへ?
と思うような寒さですね。

思わず昨日と今日は湯たんぽを復活させました。
寒い夜の布団に飛び込んだときのあの温もりが実は大好きなんです。笑

たぶん、心も湯たんぽのように気持ちを
ぽかぽか暖めてくれるモノになるんだと思います。


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2007年04月07日

孤独という名の成長痛


 「私どうすればいいの?」

 「成長するしかない」

 「したくない」

 「するしかないんだ」

 「いやでもみんな成長するんだよ。
 そして問題を抱えたまま年をとってみんないやでも死んでいくんだ。
 昔からずっとそうだったし、これからもずっとそうなんだ。
 君だけが問題を抱えているわけじゃない」

 彼女は涙の筋のついた顔を上げて僕を見た。
 「あなたって人を慰めることはできないの?」
 
 「慰めてるつもりなんだけど」
 
 「絶対に、ずれてるわよ」


(村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス(下)』より引用)


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2007年03月24日

バグッバイ

近すぎて見えない誰か 誤って「僕」と呼ぶ
この声の正体は誰なの?

遠すぎて見えてる誰か 誤って「神」と呼ぶ
その顔にホクロはあるのかい?

仕方なくもらった命 誤って「愛」と呼ぶ
そうしとけば問題はないけど

「どうせなら」と見つけた意味を 誤って「夢」と呼ぶ
本当はそんなんじゃないはず

(中略)

僕のいた朝と 僕のいない朝は
どっか違っててほしい 少しだけでもいいから

僕が生まれてくる前と 僕が消えたあとと
なんか違っててほしい 世界は違っててほしい

そしてそれを「夢」としよう そしてそれを「愛」としよう
それを「神」様に願おう そんな人を「僕」と呼ぼう


(RADWIMPS『バグッバイ』より抜粋)

バグッバイの歌詞全文はこちら


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2007年01月06日

I am the World

「GENERATION TIMES」というジャーナル・タブロイド誌を知っていますか?

ラフォーレ原宿やネットなどで入手できるもので、
偶然、目にしてとても気に入った新聞です。
日本文化のルーツを探る企画や国連と協力して行った貧困問題の取材など、
「次の世界を担う若き世代と一緒に新しい時代のカタチを考える」をコンセプトに、
未来に繋がる様々な企画を手がけています。

編集長である伊藤剛さんはある取材でこのように答えています。

「今一番社会で問題だと思っていることは、
 あまりに情報が多すぎて思考が停止してしまっていること。
 無関心から「無」を取る作業というのがきっとメディアの役割。
 あんまり説教くさいのは、僕自身も読みたくないですし(笑)。
 自分の中で、大好きな音楽もファッションも、政治のことも経済のことも
 同じように考えるということを日常的に携えたい。

 みんなが考え出してどうなるかまでは分からないですが、
 少なくとも考えはじめることは重要。
 とにかくジェネレーションタイムズでは、考える「きっかけ」、
 思考を始める「スイッチ」は置いておきますよっていうスタンスでやっています。」


いじめによる自殺
憲法改正
イラク問題
家族内の殺人 etc

社会には解決不能と見える問題が山積していて、
だけどそれどころではない、自分の問題が山積していて…

そんな中、社会に、そして自分自身にたやすく絶望しそうになるけど、
「世の中って自分と関係あるんだよ。自分が世界を作っていけるんだよ」
という彼のメッセージはとても胸に響きます。


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2006年10月29日

震える弱いアンテナ

もう10月も残りわずかでなんだか世の中もあわただしくなってきた気がします。
なんでもないのに何かに急かされている感じがしませんか?

そんなとき自分のペースを取り戻せる時間や空間を持っているといいですよね。
僕の場合、秋の空や夜の月、大好きな小説や詩です。
皆さんにはどんなものがありますか?

僕が心から尊敬する詩人、茨木のり子さんの『汲む』という詩。
手に暖かい息を吹きかけるような、ほっと肩の力が抜けるような、
そんな優しい言の葉です。

ありのままの自分でいい。
へこんでも、しょげても、傷ついてもいい。
だからこそ、より強く、優しくなれるんだ。

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2006年10月05日

マザー・テレサの瞳

ある女性がインドを訪ねて、マザー・テレサの仕事を見学したとき、
彼女は思わず呟きました。
「百万ポンドをやると言われても、私にはできません。」

すると、マザーは打てば響くように答えたといいます。
「私にもできません。」

マザーテレサ.jpg

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2006年09月15日

愛がなければ世界は存在しない

「あなたは愛する人をなくした事がある?」

「何度かね」

「それで今はひとりぼっちなのね?」

「そうでもないさ」

「この世界では誰もひとりぼっちになる事なんて出来ない。
 みんなどこかで少しずつ繋がってるんだ」

「でも愛というものがなければ、世界は存在しないのと同じよ。
 愛がなければ、そんな世界は窓の外を通りすぎていく風と同じよ。
 手を触れることも出来なければ、匂いをかぐこともできないのよ」


(村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」より抜粋)


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